わかりやすくいうと
全ての人に安全な水と衛生を確保する目標
キーワード
水道・下水道の節水
バーチャルウォーター
結論として
日本は安全なさ水と衛生を現状確保しているが、今後は少子化を理由に分かりません。水のムダ使いを見直し、節水に慣れる方が将来的に有効です。
取り組み例
以下、実践例をまとめた記事を掲載していますのでご参照ください。
ここからはキーワードの解説、まとめとなります。
節水型シャワーヘッド
おすすめシャワーヘッドのまとめはこちらから
水道止水栓操作で水量調整
トイレ ロータンク 漏れ確認
日本の水道・下水道の現状
日本の水道普及率は全国で98%、下水道等の汚水処理人口普及率は全国で91.4%と高い水準となっています。
これは世界中で稀なことです。
ですが日本の人口減少を理由に、今後、水道・下水道等の施設を良好に保つ為には家庭用料金の一定の値上がりは避けられない見通しです。
バーチャルウォーターについて
バーチャルウォーター(仮想水)とは食料を輸入している国において、もしその輸入食料を自国で生産したとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものです。
例えば、1kgのトウモロコシを生産するには、1,800ℓの水が必要ということになります。
トウモロコシを輸入するとその生産に必要な量の水を輸入していることと同じになります。
現在の日本の食料自給率は約37%であり、約63%分の食料に係る大量の水を海外から輸入していることになります。
<参照サイト 環境省 virtual water >
バーチャルウォーターの現状
地球上に存在する水のうち、わたしたちが使える水はわずか0.01%に過ぎません。
食料生産の為に大量の水を使用することで地下水の枯渇や水不足が発生している地域があります。
日本のカロリーベースの食料自給率は40% 程度ですから、日本人は海外の水に依存して生きているといえます。
つまり、日本はバーチャルウォーターの輸入を通じて海外とつながっており、海外での水不足や水質汚濁等の水問題は、日本と無関係ではないのです。
環境省 virtual waterより仮想水計算機がありますので、身近な食材に使われる水の量について把握することができます。
<参照サイト 環境省 virtual water >
まとめ
高い水道普及率を誇る日本ですが、今後、使用料の値上がりや世界事情により、現在と同様に水の使用ができるとは限りません。 持続可能な範囲で水の使用について考え、節水の意識に慣れておく方が、将来的にストレスなく生活できると思われます。