実は、最も多く電気を消費している家電は冷蔵庫です。
家電における電気使用量の機器別内訳を見ると、冷蔵庫が全体の14%以上を占めていて、エアコンやテレビなどより電気使用量が多いのです。
そんな冷蔵庫ですが、近年の冷蔵庫になればなるほど、節約効果が高いです。
そこで今回は冷蔵庫の買い替えのすすめとして、どのくらい節約になるかや買い替え時期、注意点などをご紹介します。
合わせて読みたい
この記事にはプロモーションを含んでおります。
冷蔵庫は年間どれくらいお金がかかるものか?
冷蔵庫の容量や種類によって電気使用量が違いますが、一番電気使用量の少ない3〜4人用(容量480L)でも年間使用量は258kwh程となり、料金に換算すると年間7,000円程になります。
各容量の使用量や料金は以下の通りです。
1人暮らし向け(容量146L ) 年間電気使用量304kWh 一ヶ月料金684円 年間料金8,208円 2~3人暮らし向け (容量365L) 年間電気使用量338kWh 一ヶ月料金760.5円 年間料金9,126円 3~4人家族向け (容量480L) 年間電気使用量258kWh 一ヶ月料金580.5円 年間料金6,966円 4人家族以上向け (容量600L ) 年間電気使用量290kWh 一ヶ月料金652.5円 年間料金7,830円
新しい冷蔵庫に替えるとどのくらい節電になるのか?
環境省 COOL CHOICEによると、20年前の冷蔵庫を最新機種にすると、年間14,000円節約、10年前の冷蔵庫を最新機種にすると、年間7,000円節約が可能とのことです。
参照 環境省 COOL CHOICE
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/lp2019/index.html
冷蔵庫の買い替え時期はいつか?
冷蔵庫の耐久年数は8〜10年ほどです。
したがってその期間が差し掛かってきたら買い替え時期です。
また、下記の症状などがある場合も買い替え時期です。
氷の作りが悪くなった 水漏れがある 冷えが悪くなった 家族が増えた
では冷蔵庫は何月に買うのがお得か?
ネット販売や家電量販店でも、冷蔵庫の新製品は毎年10、11月に発売されるます。
したがって、その前の8月や9月は型落ちの冷蔵庫が安くなります。
恐らく一年で一番安い時期ではないでしょうか。
また、家電量販店では、3月の決算期に安く、値引き交渉もしやすいです。
ネット販売では定期的な大規模セールの時期を狙うとよいでしょう。
古い冷蔵庫は買い替えと同時に下取りサービスや引取サービスを利用しましょう。
冷蔵庫は家電リサイクル法で対象廃棄物に指定されています。
つまり、処分にはリサイクル料金がかかります。
またリサイクル料金の他に収集運搬料金が必要です。
リサイクル料金を払わずに不法に投棄すると懲罰の対象になりますので購入時、下取りサービス※1や引き取りサービス※2を利用しましょう。
※1 下取りサービスは購入店が指定する条件の冷蔵庫を対象に査定し、査定金額を購入金額から差し引くサービスです。 ※2 引き取りサービスは上記リサイクル料金と運搬料金を購入店に支払い、処分してもらうサービスです。 リサイクル料金や運搬料金以外の出張料などが発生することもあります。 リサイクル料金は大きさや型番、メーカー名で料金は異なりますが、小型170リットル以下で3,600円程度、大型171リットル以上で4,600円程度です。 運搬料金は1,000円〜2,000円程度が相場です。
おすすめの下取り、引き取りサービスはどこのお店か?
3ドア以上製造から6年以内(6ドアは8年以内)なら「ノジマ」の下取りサービス
ノジマ下取りチェッカーはこちらから
2ドア以下もしくは製造から7年以上9年未満の4ドア、5ドアなら「ヤマダ電機」の定額買取
ヤマダ電機大型家電買取キャンペーン!はこちらから
https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaitori/large.html
10年以上の使用で下取りや買取がつかないものや壊れているものは「ヨドバシカメラ」引き取りサービス
上記の三社がおすすめです。
中でも「ノジマ」は下取りチェッカーというLINEを利用した独自のシステムで簡単に下取り価格を把握することが出来るので、分かりやすいと思います。
ノジマ下取りチェッカー
買い替え時、冷蔵庫の中身はいつから出すべきか?
冷蔵庫の搬出入業者が来てからで大丈夫です。
なので、コンセントも同様にギリギリまでは差した状態にして、中身を冷やした方がよいです。
注意点は?
作業時間が1時間程、設置した冷蔵庫が冷えきるまで4時間程、計5時間程は冷蔵庫は十分に冷えた状態ではないので食材の管理に注意が必要です。
ポイントとして
当日までに冷蔵庫や冷凍庫の中身を極力へらすこと クーラーボックスなどの保冷容器と保冷材を容易し、冷蔵冷凍食品を保管できるようにすること 冷蔵庫に入っていたものでも冷凍できるものは冷凍しておくこと をおさえておくとよいでしょう。
また、当日までに自動製氷機能があるものは製氷用の水を抜いておき、冷蔵庫移動後のホコリや汚れを取るために雑巾を用意しておくとよいです。
まとめ
冷蔵庫を買い替えることでの電気代の節約は中々の金額になると思います。
たしかに冷蔵庫は高額な家電ではありますが、下取りなどを活用したり、安い時期に購入することで賢く買い替えることもできます。
このブログが買い替えについてのお役に立てれば幸いです。